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No.85
雪割草を増やして里山に・・。 (2008.3) 
早くも弥生三月、桃の時節ではありますが、強風とみぞれ雪、二週続けて雪に見舞われた今年の早春は、これからは穏やかな日々が来る様にと願う毎日です。 

雪 割 草 (ミスミソウ)
今日は、この厳寒期を越冬し、春一番にかわいく元氣なお顔を見せてくれるミスミソウ(雪割草)にスポットを当ててみました。北半球の温帯地方において、山間部の落葉樹の株元周辺に自生している、雪解けと共に開化が始まり手のひらに可愛く収まるお花はどことなく可愛く、昔から多くの愛好家の人々に親しまれた早春の野草です。キンポウゲ科の植物で草丈は10〜20pと、開化時期は3月〜4月と長期間咲いてくれます。 花形と花色のバリエーションは広く白花の一重から多弁花・八重咲きそして千重咲きと多く、花色に関しては、から始まりピンク、レッド、深紅、紫系、パープル系、グリーン系、とバラエティーに富んだ色彩が惹かれる魅力ではないでしょうか。愛好家の歴史は古くすでに江戸時代では、愛好家の間では、珍品の交換市等が開催されるなどとミスミソウのフィーバーでありました。自然環境に対応するミスミソウは、裏日本海側の落葉樹林に広く分布し、園芸品種として栽培された品種や、変わり咲き品種の魅力が話題となり各地方に広がっていったものだと思われます。ミスミソウとのつきあい方は、傾斜地の落葉樹の根元に自生するように、冬〜春にかけては、日当たりの良いところ、若芽の芽吹く5月頃から9月頃の季節は 高温多湿になりやすいので、風通しのよく、鉢は地表から少し高めな場所に置き、適度に遮光する。 肥料と植え替えは、赤玉と桐生砂を4対6の割合に良質の腐葉土を2割ぐらい混合して、鉢植えや落葉樹の下に植え込みます。株元には、水苔や山苔で乾燥防止に保護する事がお勧めです。生育は、きわめてゆっくりですが、地上部に対して地下茎は、数倍早く生育、繁茂しますので鉢であれば、2年に一度ぐらいの植え替えを要します。お庭等では、大株にならないように株分けをするのも良いでしょう。大株は、中心から枯れたり、ネコブセンチュウにおかされやすいので、老化させないのが栽培のポイントです。マグアンプKの中粒を植え替えや定植の基本元肥として、追肥は、薄めのハイポネックス1.500〜2.000倍にして時々与えるとよいでしょう。
病害虫の防除は、予防として、殺菌剤と殺虫剤の混合で植え替え時に1回、花の開化前に1回、秋の落葉する前に1回をお勧めです。(殺菌剤と殺虫剤の種類は、ごく一般の商品でOK)又、ネコブセンチュウやサビ病が発生したら、ただちに掘り出して焼却するか、隔離をお勧め。他の株に伝染のおそれがあります。又、福寿草や節分草も同様です。
増殖の仕方は、株分けと播種、とはいっても自然栽培で丈夫な植物です。花の魅力にひかれて、愛好家は、年々増えております。
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