一覧へ戻る  
No.68
 春のひびきを伝える球根たち(2006/10)

コンテナチューリップ
  秋彼岸も無事終了して、秋の園芸シーズンを迎えようとしている昨今ですが、日照不足が影響してか、開花予定の商品が1週間から10日の遅れで推移しています。開花の遅れは、シーズンになっても思った出荷が見込めない事と、短い秋は、駆け足で通り過ぎる可能性が心配されます。そんな天候の定まらない時期でも、とりあえず、春には必ずと言っていいほど確実に咲いてくれる、秋植え球根をお奨めしたいと思います。

 2月3月に咲く球根類には、クロッカスやヒヤシンス寒さに極めて強く、土の表面が凍っていても、しらん顔して元気に咲いてくれます。 何も咲いていないこの時期に早春のおとずれを感じられる一品です。そして忘れてならないのが、元気にしかも、毎年かならず1球ずつ増えていく「スイセンの仲間たち」。かわいいスイセンに、ビビット、スィートネス、テータテート、等。中輪の八重品種には、ホワイトライオン、ウインストンチャーチル、タヒチ。大輪系では、純白のマウン トフット、ピンクチャーム、ピンクパラソル、ガーデンジャイアント、イスターダウン、 まだまだ50品種と多彩です。
 3月〜4月には、可憐なフリージャーやムスカリのジュウタンが長期間元気に咲きます。 フリージャーやアネモネは、寒さに強いと言っても、若干の霜よけを要します。シラーやフィチラリア、イキシャ、チューリップ原種なども早咲きです。
 4月〜5月は、早生のチューリップから始まり中種、晩生種と様々な品種の競演です。 最近では、年々球根類が専門店やホームセンターに並ぶのが早くなり8月の下旬から、店頭で見かけますが、外気温度が高いこの時期にせっかく植えても秋植え球根は、発芽しません。夜間の外気温が20度C以下18度ぐらいになって、中低温度を球根が体感して、始めてゆっくりと根となるカルス部分が動き出し、葉芽の動きがみとめられてまいります。まさに10月からが植え時の季節となって参りました。
 6月〜7月は、山ユリから始まるユリの開花。百合は、毎年ヒット商品が生まれて、根強い人気商品の一つです。代表的な超特大オリエンタルで話題の品種は、何といっても、純白の大輪カサブランカ、イエローカサブランカとして、コンカドール。ビンクの大輪系には、マルコポーロ、ロンバルディア、デッパーなどが代表品種で有ります。

■■■「植え付けの注意点」■■■ 植え付けの深さは、球根の頭が見えない程度から球根の2倍くらいの深さでOK。 間隔(株間)は、球根1個分くらいの間隔が最適。 又、密植に植えた方が、全体のバランスがよくなり、豪華に咲いてくれる。 秋植えの球根類は、寒冷地でも、極めて強くたくましい。又、冬の寒さに当てないで住宅の中に置いて管理すると、花が咲かないで終わってしまうことがあります。冬期でも屋外に置くこともボイントの一つです。寒い冬期であってもゆっくり生長していますので灌水も大切、肥料は、特別なものは不要。マグアンプの中粒を少々でOK。
一覧へ戻る 清ちゃんの お花畑 to Green flower farm No.68