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No.120
 厳寒のこの時期に造る堆肥が大切!! (2011.2) 
二月の昼下がりに咲くお花達
如月、十方仏土中、寒いなぁー [昔の人達は、この冬の寒さに、さぞつらかったろうなー]
それにしてもここ最近の恐ろしいくらいの気候変動は・・・。地球上のあらゆる生き物がこの変化に巻き込まれていくのでしょうか?
.二千数百年もの昔々に、お釈迦様がおっしゃいました。[諸行無常]と。お釈迦様のおなくなりになった二月十五日では、まだまだ草木もすべてが凍っております。でも人々はみな知っています。雪が山の様に積もっても、 凍りついていても、その雪の下は暖かく保たれていることを。その中には草木や花々の根がやさしく若芽を抱いていることを。花々が大地一面に咲く春への思いを抱きつつ、静かにじっと待っている二月です・・・・・。
 今年の春夏野菜をおいしく作るのには、この時期に造る堆肥が最も大切です。普通一般にある物や完熟堆肥として売られている堆肥の殆どは、まだまだ植物にとって、吸収、分解できる状態になっておりません。 ただ一次発酵しただけの未完塾堆肥が95%です。完全有機物の炭素比率が高い「未完塾堆肥」を菜園や畑に施しても、植物や苗の細根が堆肥のガスで細根の先端が侵されて、植物の生育不良や病気が発生して、なかなか良く成長してくれません。一次発酵から二次発酵した炭素比率C/N比の1:10以下の堆肥が、植物の苗が健全に元氣に育ってくれる堆肥となります。それでは、二次発酵した完熟堆肥は、どのようにして造られるのか、詳細に列記致します。(前年度のお花畑No.109回でも簡単に述べております。)
No.1  動物性の堆肥(牛ふん、豚ふん、鶏糞堆肥等)+ 植物性堆肥(稲ワラ堆肥や野菜くず堆肥、落ち葉堆肥等)を3/1の割合で混合する。堆肥をビニール等の被覆材で覆い10日〜2週間寝かします。この時点ですでに使う堆肥は一次発酵してあるものを使用する。
No.2  10日〜2週間置きに、3回撹拌切り返しを行い、切り返しの時点で米ぬか、鶏糞のペレット等を1割程度混合する。叉、この時、有機100%のボカシ堆肥の混合は、堆肥の発酵促進に大きく影響し最も効果的です。
No.3 春〜秋の気温の高い季節では、3ヶ月位で完成しますが、冬期においてはバクテリアの発酵が鈍化しますので6カ月位で完成します。
No.4 炭素比率C/N比の1:10以下の堆肥には、植物の細根が吸収しやすいアミノ酸や硝酸態窒素となり、微量要素とともに吸収され、健全な植物が成長する事によって病気に強い、根の張りのすぐれた姿を形成する。
No.5 ナリヒラ酵素は、アミノ酸や硝酸態窒素、微量要素の吸収を早め、堆肥中のセルロースやリグニンを分解し、植物成長率を1.7倍に引き上げる要素を秘めている。ナリヒラ農法によって栽培された植物が、連作障害に強く、無農薬栽培で多収穫できるのはこの仕組みです。
各野菜の栽培方法は、次回より掲載します。 ( 如月、十方仏土中・・・ 曹洞宗宝暦 曹洞宗総務庁版より )
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